「仕事のことで悩んでいた時に会社の同僚(女性)にすすめられて、タロット占いを試してみようと思いました」
男性の相談者様がタロット占いを試してみようと思ったいきさつを話してくれました。
男性の相談者は私の場合は30人に1人。
占いを習いに来ている男性は、私の経験では(3ヶ所で)8人に1人です。16人クラスにも2人いて、両者ともとても熱心で教室内の成績も優秀でした。
男性占い師で活躍されている人もたくさんいますよね。でも、
「夫、彼氏、息子が占いを嫌がる」
こんな話をよく耳にします。世の中の風潮もそんな感じですよね。女性の方が圧倒的に占い好きな人が多い。それはどうしてなのでしょうか?
「心理的に操られて占い師に洗脳されてる」
それは占い師によりますよね。不安を煽るような言い方をしたり、人生を決めけるような鑑定をする占い師がいるからでしょう。そんな鑑定を受けては不安と恐怖しか残りません。
人は良いことよりも悪いことの方が記憶に残ります。「占いのアドバイスを元に素晴らしい人生を歩んだ人がいた」としても「占いの悪い結果で不安をあおられてひどい目にあった」というネガティブな情報の方が記憶に残ってしまうのです。
「占いなんて何の根拠もない」
男性はこの根拠というものに敏感に反応します。その理由を調べてみると、男性脳が事実や目的をモチベーションにするからだそう。なるほど。
ではでは、厄年のお祓いは根拠があるのでしょうか?
厄年は陰陽道が由来とされていて昔から根強く信じられている「風習」。陰陽道、つまり占いです。
厄払いをするのは男性の方が目立ちますし(一家の大黒柱だからかな)、会社を経営している人はお祓いしている人が多いですよ。
根拠がなくても神頼みだったら良くて、占いは良くない。その根拠こそどこにあるのでしょうか?
男女問わず、何にも誰にも頼らずに自分の人生を切り開いていける人は、なかなかいないと思います。
それが例え根拠のないものだとしても、自分に気付きを与えてくれたり、何かのきっかけを与えてくれるかもとやってみる。自己暗示だとしてもうまく行くならそれで良し。そんな風に思いませんか?
「上司や同僚に相談した時と違う視点で物事をみることが出来てとても新鮮でした。占ってもらって目の前が開けた感じがします。占いは正直信じてないですけど、タロット占いはすごいと思いました」
初めにご紹介した男性のご感想です。
占いは信じなくて良いです。私は「占いの結果をうまく利用してくださいね」とみなさんにお伝えしています。
占いに限らずですが、思い込みや偏見の目にとらわれず一度受け入れてみる。その中で自分で選別し活かして行く。
そういう柔軟さこそが、今を生きるのに必要な力なのではないでしょうか。
男性からのご相談も大歓迎です。いつでもお待ちしています。
